第11回国際ナノテクノロジ―総合展に台湾企業が出展

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今月15日より17日まで東京ビッグサイトで、第11回国際ナノテクノロジー総合展が開催されている。この会場に、台湾政府主導の台湾パビリオンが出展している。
  ここには、台湾のナノテク産業に関わる企業、大学、政府機関など20団体が参加している。
 台湾はナノ技術の開発分野に関して、国際的に高い評価を受けている。大学や研究施設で開発された技術の産業応用をスピードアップするために、研究機関と産業界の密接な繋がりを確立するブリッジプログラムが作られている。
  ナノテクノロジーは実現技術(enabling technology)と言われている。半導体やディスプレイなどのように成熟した既存産業の多くが、その技術によって、多大な影響を受け進化している。特に家庭用機器、衣類、化粧品のような人々の生活に関係する製品が影響を受けている。そのような製品に付加価値を与えている。
 台湾パビリオンは、以下の5つのエリアに分かれている。
1、ナノスケール測定・製造装置のエリア
2、バイオ-ナノテクノロジー、バイオ医薬・農業のエリア
3、ナノ材料と伝統産業のエリア
4、台湾国家科学委員会ナノ国家型テクノロジー人材育成プランのエリア
5、工業技術研究所のエリア
 台湾政府は、今回の出展をすることで、台湾の意欲的な企業の国際社会へのデビューを目指している。

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