東日本大震災から3年、謝謝台湾!~ 「日台若者交流大会」が台北で開催

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大会の集合写真。震災後の台湾への感謝を伝えるために沢山の若者が集まった
大会の集合写真。震災後の台湾への感謝を伝えるために沢山の若者が集まった

日台若者交流会(李登輝名誉会長、安西直紀代表)は2月22日、公益財団法人交流協会台北事務所文化ホールで「~東日本大震災から3年、謝謝台湾!~ 日台若者交流大会2014」(主催日台若者交流会、協力公益財団法人交流協会台北事務所、鴇田くに奨学基金ビヨンドXプロジェクト)を開催した。事実上の4回目の大会となった今大会の参加者は日台約80名。特に学生と起業家の参加者が目立った。

安西直紀氏のスピーチ
安西直紀氏のスピーチ

オープニングでは日台若者交流会安西直紀代表が挨拶を行った。安西代表は「2011年3月11日の東日本大震災から、間もなく3年が経とうとしています。我々は、あの時の台湾からの200億円を越える義援金のエピソードを忘れることが出来ません。それは、単に金銭の大小の問題ではなく、海を越えて国境を越えた人同士の心と心が繋がるような思いに触れることが出来たからです。我々は『超越国境』という言葉をスローガンにしています。日本と台湾は特別な関係があり、まさに日本と台湾こそ、『超越国境』であると感じています」と話した。

また、「本年、日台若者交流会を日台双方で社団法人化したいと考えています。我々は、日本と台湾の多くの方々の参加をお待ちしています。年齢は問いません。気持ちが若ければ日台若者交流会はどなたでも歓迎します」と一般社団法人化の呼びかけを行った。

左から、安西直紀氏、台湾高座会総会長李雪峰氏、亜東関係協会秘書長羅坤燦氏、公益財団法人交流協会台北事務所小松庸人氏、台湾日本人会総幹事山本幸男氏
左から、安西直紀氏、台湾高座会総会長李雪峰氏、亜東関係協会秘書長羅坤燦氏、公益財団法人交流協会台北事務所小松庸人氏、台湾日本人会総幹事山本幸男氏

この後、亜東関係協会秘書長の羅坤燦氏、公益財団法人交流協会台北事務所の総務室長兼経済室主任の小松庸人氏が震災後の日台のエピソードを交えながらスピーチを行い、台湾高座会総会長の李雪峰氏が乾杯の発声を行った。さらに、台湾日本人会及び台北市日本工商会事務局総幹事の山本幸男氏、株式会社フジテレビジョン国際部の吉川宏氏らがスピーチを行った。

大会では東日本大震災の被災地である宮城県山元町で行われている「黄色いハンカチプロジェクト」のブースが設営された。3月11日に合わせて山元町で掲げられる黄色いハンカチに台湾の人々も激励のメッセージを書き込んだ。

安西直紀氏は台湾訪問中に李登輝氏とも単独会見を行った
安西直紀氏は台湾訪問中に李登輝氏とも単独会見を行った

安西代表は今回の台湾訪問中に名誉会長の李登輝氏と会見を行った。また、次期台北市長選の有力候補者の柯文哲氏との会見も予定されている。

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