中信兄弟エレファンツに新加入した林威助選手、故郷・台湾で大活躍!

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野球ファンの期待を背負う林選手
野球ファンの期待を背負う林選手

昨年まで日本の阪神タイガースで活躍した台湾出身の林威助選手が、今年、台湾の中信兄弟エレファンツに加入。故郷の台湾で、主軸打者として活躍している。球団との契約が成立した際、林選手は「自分の持っている全力を尽くしたい」と抱負を語ったが、ファンの期待通りの活躍を残している。

台湾プロ野球公式雑誌「職業棒球(ProfessionalBaseball)」では、3月号(第384期)で、林選手の特集記事が組まれた。生い立ちから、日本留学当初の苦労、台湾プロ野球入りしてからの心情など、様々なことが林選手のコメントとともに記載されている。

林威助選手(中信兄弟)
林威助選手(中信兄弟)

その林選手を、台湾で放送のテレビ番組「大口吃遍台湾」の日本人司会者・阿松(松田直弥)氏が訪問。「多くのファンが林選手の活躍を期待しています。怪我をしないように、かつ、全力を出し切って頑張ってください」と激励した。林選手は「お越しいただいてありがとうございます。また試合に来てください」と訪問に感謝を述べた。林威助選手の加入で、中信兄弟は周思齊、彭政閔らとともに台湾製の打線がパワーアップ、王勝偉選手の機動力も含め攻撃力が大幅に強化された。オープン戦では主に6番を打っており、「打点を稼ぐバッター」としての期待も高まる。林選手は台湾球界入りの際、背番号を何番にするか、注目が集まっていた。阪神時代の「31」も候補にあったが、すでに陳江和選手がつけている。背番号未定の段階で、大口吃遍台湾の阿松氏から「近畿大学時代の8と、柳川高校時代の9で、合わせて『89』はどうか。日台のプロ野球界で尊敬されている王貞治監督のホークス時代の背番号でもある」と提案されたが、林選手は名案だとしながらも、「選手としてつけるには数字が若干重い」ということで見送り、台湾代表時代につけた『24』となった。

2010年以来、優勝から遠ざかっているエレファンツ。林選手の加入によって、チームはチャンピオン奪還なるのか・・・、日本から戻ってきた大砲の活躍に期待が集まる。

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