人気豆花店「騒豆花」が新宿ミロードにて日本初上陸

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台北に2店舗を構える台湾伝統スイーツ・豆花の人気店「騒豆花」が7月13日、リュニューアルした新宿ミロードのレストランフロア7階にオープンした。これは同店の日本初上陸となる。看板メニューの豆花は、台湾の本店と同じ機械・方法で毎日手作りするなど、現地の味を再現し提供する徹底ぶり。また日本限定で台湾弁当や魯肉販などの食事メニューもプラスされており、台湾に行かなくとも台湾本場の味を楽しむ事が出来るように工夫がこらされている。最先端のファッションビルで台湾伝統の豆花やお弁当を食べるという、新感覚な組み合わせがなんとも興味深い初上陸となった。

スイカとマンゴーの豆花
台湾弁当は日本限定、1日20食限定販売だ

同11日に行われたプレス発表会に合わせて来日した同店本店オーナーの“劉ママ”こと劉瑞貞さんは「一番のお勧めは、本来の豆花の味を楽しめるピーナッツ豆花。日本の皆さんに私たちの豆花を食べてもらえるのはとても嬉しい事です」と日本進出の喜びを語ったほか、「今後、もし機会があるならば店舗数も拡大するなどして、より多くの日本の方に知っていただき、豆花から台湾の温もりを伝えていければ」と期待を話していた。

“劉ママ”こと劉瑞貞さん

なお、同店の新宿ミロード出店のきっかけとなったのは、パンケーキ屋などをプロデュースするフークル株式会社の河崎孝文社長だ。河崎社長が、台湾旅行で同店の豆花を食べて感動し、同店を日本に出店したいと熱望した事でオーナーの劉さんも日本進出を決意。新宿地区で店舗を探していた河崎社長と、日本初上陸の店舗を探していた新宿ミロードの高岩法子所長との意見が合致し、このほどのオープンに結びついた。

河崎社長によると、本場と同じ豆花を提供するため、作り手たちは台湾で合計約6か月の研修を受け、その他機械の調整や、台湾料理研究家のウィニーさんらの協力のもと新メニューを開発するなど、およそ2年の準備期間を経ての念願のオープンとなった。