世界健康デーに「お茶を飲もうデー」イベント

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国際的にも名高い台湾のお茶
国際的にも名高い台湾のお茶

 行政院農業委員会(農委会)は、お茶を飲む習慣を推進するため、2004年より4月7日のWHO(世界保健機構)の世界健康デーに合わせて台湾でお茶を飲もうデー(全民喝茶日)を取り組んでいる。これまで各種のイベントを通じてお茶を飲む習慣を促進させているもので、今年もイベント活動を行う。このほどその内容を発表した。
 今年の「お茶を飲もうデー」のイベントは6月末まで台湾全国各地で実施する。お茶の「人情味」をテーマとし、お客にお茶を注ぎそしてお茶を勧める事で人への関心を持たせようとする試みだ。台湾の茶芸文化の拡充も一方での目的としている。
 一般に台湾のお茶は品質が良いとされ、国際的にも有名。実際にイベントを実行する台湾茶協会の林志城・理事長も「このイベントは全国民のお茶を飲む習慣を推進するため、農委会より補助を受けて全国民一緒にお茶を飲もうと呼び掛けています。台湾の茶文化を広く知ってもらうほか、お茶は健康的な飲み物そして生活の趣を与える飲み物です」とお茶がもたらす健康効果と付加価値が高い飲み物であることを強調。さらに「今年のお茶を飲もうデーのイベントはお茶を飲むことの「人情味」をテーマとしました」と和やかな人間関係の創出にも期待を寄せている。
  このイベントは6月末まで全国14の県、市の駅、高速道路のサービスエリアそして百貨店等で開催される。イベントでは無料でお茶が飲めるほか、有料で各地のお茶を購買する事も可能。