台湾出身の陶芸家張 義明の作品が「2012京展」市長賞を受賞

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陶芸家張 義明(ツァン・イーミン)さんの作品「光の種 」

 京都市が主催する「2012京展」が5月29日から京都市美術館で開催されているが、台湾出身の陶芸家張 義明(ツァン・イーミン)さんの作品「光の種 」が市長賞を受賞した。
 張氏は1967年、台北に生まれ、2001年に和歌山大学大学院美術教育陶芸科を卒業し、和歌山県立高校で美術講師として教鞭を取りながら、陶芸創作に打ち込む。今までにも、多くの作品が入選し、「陶芸ジャパン2000陶芸コンテスト」、「大阪工芸展」、「神戸ビエンナーレ現代陶芸展」で賞を獲得するなど、日本で現代陶芸家として活躍している。
 「京展」は、全国規模の総合公募展として、70余年の歴史があり、日本画、洋画、工芸、彫刻、版画及び書の6部門から選ばれた優秀な作品を展示する。名だたる作家を輩出してきた該展は、新人作家の登竜門として、芸術界に非常に重視されている。今年度は、787点の作品が応募され、審査の結果、29点の作品が入賞した。張氏の市長賞は、台湾人では初の受賞となった。
 今回の入賞作品をはじめ、全入選作品438点は5月29日~6月14日まで、京都市美術館に展示される。
 展覧会の詳細は次の通り

  会期:2012年5月29日(火)〜 6月14日(木)
主催 京都市
  会場京都市美術館(京都市左京区岡崎円勝寺町124)
  電話(075)771-4107
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旅日陶藝家張義明作品獲「2012京展」市長獎

 由京都市主辦之「2012京展」於5月29日起假京都市美術館舉行,旅日陶藝家張義明作品「光之種 」獲得工藝類市長獎。
 張先生1967年於台北出生,2001年畢業於和歌山大學美術教育陶藝研究所後,獲聘於和歌山縣立高校擔任美術教師,致力創作,作品迭獲「2000日本陶藝大賽」、「大阪工藝展」、「神戸現代陶藝雙年展」等活動大獎,揚名東瀛。
 「京展」為日本全國性的美術徵選展,已有七十多年歷史,參賽作品分日本畫、西畫、工藝、彫刻、版畫及書法等6類,再由其中選出優秀的作品展覽。該項展覽歷年名家輩出,廣受矚目,為新人躍登藝壇重要之活動。本年度計有787件參加角逐,審査結果計有29件作品獲獎,張先生為第一位獲得市長獎的台灣人。
 本次入選及獲選作品計438件,5月29日至6月14日在京都巿美術館展示,
 展覽會時地如下:

  展期:2012年5月29日(星期二)〜 6月14日(星期四)
主辦:京都市
  展覽會場:京都市美術館(京都市左京區岡崎圓勝寺町124)
  電話:(075)771-4107