第18回アジア華人交流会 マニラで開催

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~大阪中華総会~
第18回アジア華人交流会が7月6日より8日までの3日間、フィリピン・マニラで開催され、大阪中華総会会長/
洪勝信氏ら一行8人が参加した。現地からは僑務委員会副会長・薛盛華氏とフィリピン駐在台北経済文化処王樂生代表が参加した。今回の交流会の主題は「伝承、合作、平和、繁栄」で、日本、タイ、マレーシア、インドニシア、シンガポール等近隣国の約400名の華僑が参加した。会議では現在の僑務事務について積極的な意見交換が行われた。
開催初日にはマニラ市内のホテルで予備会議、主席団会議、正式会議からなる大会が開催された。最初に王代表は「国家の利益を求める時は決して弱腰でもいけないが、強要もしてはいけない」と挨拶すると、参加者から拍手が起こった。また「台湾が国際社会の尊厳と責任がある一員になるように全華僑の力を結集して、台湾政府と馬英九総統の政策を支持すると約束する」と話した。続いて、政院院(内閣に相当)大陸委員會副主任委員・張顯耀氏が「中華民國大陸政策及び兩岸關係」について講演した。
 最後に総会宣言が行われた。司会者が国父・孫文と国内外の先人が中華民国を作った努力と馬総統が台湾と中国の平和とダブルウィンを図っていることを称えた。また「華僑たちの足は海外の土を踏んでいても、心は母国に向かう。中華民国の百年からある自由・民主・正義の炎が次の世代の華人の心で光るように力を出したい」とも。また、皆で総統に敬意を表する場面もあり、馬総統の外交休戦と柔軟な外交の新しい考え方に賛同、全華僑挙げて台湾政府を支持し、さらに全ての華人の輝かしい未来を追及した。3時間に渡った大会は美しいマニラの夕日が沈む頃に幕を閉じた。次回のアジア華人交流会は洪勝信会長の提案で2014年に東京で開催することに決定。今回は洪勝信(会長)、胡明信(常務監事)、楊勝雄(常務理事)、張秋雄(常務理事)、張詹寶秀(婦女会顧問)、邱榮濱(理事)、葉俊麟(理事)、兪秀霞(婦女会会長)以上8人の役員が参加した。