J2リーグ戦で「台湾ナイト」が盛大に開催

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6千人を超える観客で盛り上がったスタジアム
6千人を超える観客で盛り上がったスタジアム

 J2リーグは7月15日、岐阜メモリアルセンター長良川競技場でFC岐阜とカターレ富山戦を「台湾ナイト」としてイベント開催した。台湾の台中市と交流があるFC岐阜(J2)が企画したもので、台中市から蔡炳坤副市長、頼清標教育局長、林琩祐体育局局長ら政府関係者や台中市サッカー委員会廖松柏会長などサッカー協会関係者12名が訪れた。
 
FC岐阜のユニフォームを着て参加した蔡副市長
FC岐阜のユニフォームを着て参加した蔡副市長

台中市足球委員会の廖松柏会長(左1)、台中市の蔡炳坤副市長(中央)
台中市足球委員会の廖松柏会長(左1)、台中市の蔡炳坤副市長(中央)

 「台湾ナイト」は、FC岐阜が台中市との交流をより深める事を目的に実施しているもの。長良川競技場の名物である屋台村に台湾屋台が登場し、観客らに台湾料理を提供するイベントだ。さらに試合会場では、横濱中華学院の生徒による獅子舞が披露されスタジアムを盛り上げた。また、試合開始前には蔡副市長が挨拶し、両チームに記念品を贈呈した。
台中市政府・台中市サッカー協会一行ら
台中市政府・台中市サッカー協会一行ら

台中市政府・台中市サッカー協会一行らと FC岐阜の今西和男社長(左5)
台中市政府・台中市サッカー協会一行らとFC岐阜の今西和男社長(左5)

 今回のイベントには6千人を超える観客が集まった。試合は2対2の引き分けだったが両チームの素晴らしいプレーが見られた。試合後、蔡副市長は「大変盛り上がっている様子から、サッカーが一つの国民的なスポーツになっていると感じた。サッカーを通じ両都市の友好関係をさらに深めていきたい。今後、サッカーを台湾の人気スポーツにし、プロのサッカーチームを作って台湾で今日のような試合ができるようにしたい。今回は台湾を知って頂く良い機会にもなったので、台湾人として皆さんに感謝している。多くの方に歓迎して頂き非常に感動した」と感想を語った。
 また、8月には台中市で台中市サッカー協会主催のシンポジウムやサッカー大会を開く予定だ。

(写真提供:株式会社岐阜フットボールクラブ)