台南台日友好交流協会と未來企業が白井市にマスクカバーを寄贈

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マスクを受け取っていた市議員和田健一郎氏(左)が笠井市長(右)に手渡した

台湾台南市台日交流協会(郭貞慧理事長)と台南市の企業「未來企業有限公司」はこのほど、千葉県白井市(笠井喜久雄市長)にマスクカバー500枚を寄附した。白井市の市長室で4月16日、寄贈式が行われた。式典では、事前にマスクを受け取っていた白井市の市議会議員和田健一郎氏が笠井市長に手渡した。笠井市長は、「マスク不足の中でとても感謝しています。マスクカバーは子供たちの施設、消防署職員や福祉施設などで使わせていただきたいです」と謝辞を表し、台南市と未來企業向けへのメッセージを和田市義に託した。

台湾台南マスクカバー

今回の働きかけは和田市議によるもので、「台湾台南市で2016年に発生した地震の際、白井市の有志が義援金や激励のメッセージを贈り、当時の頼清徳台南市長より感謝状を頂きました。その時から両市の交流が始まりました。台南市からは、日本国政府が4月7日に発令した『緊急事態宣言』の翌日に航空便でマスクカバーを贈ってくれました。改めて絆の深さを感じるとともに、この苦難をともに乗り越えて行きたいと思います。物資不足の中でマスクカバーは台湾が考案したと言われており、台湾の方々へその工夫と知恵に驚きと尊敬の念を抱きました」と感謝の意を表した。

なお、マスクカバーは「未來企業有限公司」の製造で、使い捨てマスクを布などで覆い複数回使用する事を可能にしたアイデア商品。