2018年国際花博覧会が台中市で開催決定

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~1300億円超の経済効果に期待~
 2018年の国際花博覧会が台中市で開催されることが決定した。最大で500億台湾元(約1300億円)の経済効果があると見られ、期待が高まっている。オランダで9月11日に開かれた国際園芸家協会(AIPH)の会議で決定されたもので、台湾では2010年の台北市に続く2回目の「花博」開催となる。 
2018年台中市の開催は、都市部で開催した台北市とは異なり、地域の活性化を目指すとともに、大型イベントによる波及効果を見込んでいる。会場を郊外の后里区を選定。当該地区は現在レジャー施設として一般開放している旧后里競馬場とその周辺の遊休地となっている軍用地。合わせると約81ヘクタールあるこの地域をメイン会場として使用する予定だ。
 テーマは「花と花園・東洋が西洋と出会うとき」。開催期間は2018年11月1日~2019年4月30日までの半年間。施設の建設など合計115億台湾元(約300億円)が投入される見込みで、台中市の胡志強市長は「2010年の台北花博を上回る成功を収めたい」と意気込みをみせ、2010年の台北市花博より200万人多い1000万人の来場を目指している。