馮代表が福島県への観光支援を約束

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台北駐日経済文化代表処代表、馮寄台氏は19日台湾から福島県への渡航自粛勧告解除後初めて、2日間の日程で会津若松市といわき市を訪れた。
 会津若松市では、福島県の観光復興に向け、ふくしま台湾友好協会長の瀬谷俊雄県商工会議所連合会長らと会談し、支援を約束。台湾のマスコミも同行し、福島県の観光について、情報を台湾で発信するとのこと。
 一行は、代表処馮寄台代表、陳調和副代表、および台湾のマスコミ関係者ら総勢18名。馮代表は会津若松の田季野で、瀬谷会長、宮森泰弘会津若松商工会議所会頭、ふくしま台湾友好協会副会長の花田勗福島民報社取締役相談役と懇談。12日に馬英九総統が福島県への渡航自粛勧告解除をしたが、馮代表はその経緯を説明した。「私が日本に来て最初に仕事で訪れたのが福島県でした。福島を台湾に紹介したい」と述べた。
 瀬谷会長は「渡航自粛勧告の解除と今回の馮代表一行の訪問は、本県に対する風評被害に向けて、非常に大きな意義があります」と感謝の気持ちを語った。
 鶴ヶ城では、大河原薫県観光交流局長、宮森会頭、田辺賢行副市長らが一行を出迎え、赤べこや起き上がり小法師を贈呈。馮代表は記者からの質問に答え「馬総統の宣言を実現し、福島を台湾の人たちに知らせるために来ました」と観光面での支援を表明した。