農業委員会が優良台湾茶産地証明マークを推進

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2012年8月現在の茶産地認証品

  台湾行政院農業委員会(農林水産省に相当。以下、農業委員会)はこのほど、台湾の各茶産地へ『台湾優良茶産地証明マーク』の認証申請・表示の推進に着手し始めた。昨今の相次ぐ台湾茶の産地偽造表示による市場の混乱を対処するのが狙い。  
『台湾優良茶産地証明マーク』は、茶園GPSデータ、茶園管理及び工場の安全衛生管理など、茶産地の最高品質を表すマークで、農業委員会がこのマーク推進する主な目的は、茶産地の品質水準と付加価値を向上、生産者と消費者の共同の権益を保障することにある。こうした推進と指導により、国民が国産農産物に対する良いイメージを確立し国産農産物を愛用することで、国産農産物の競争力を向上させることができる。 
  台湾経済部知的財産局によると、2012年8月現在の茶産地認証品は「阿里山高山茶」、「鹿谷凍頂烏龍茶」、「杉林溪茶」、「日月潭紅茶」、「北埔膨風茶」、「瑞穗天鶴茶」、「南投合歡山高冷茶」、「文山包種茶」の8種類。茶産地証明マークの認証を申請する業者と茶産品は、学者・専門家による厳しいチェックを受け、クリアした茶産品にのみ茶産地証明マークが表示され、台湾茶産品の品質の安全さが保証される。
台湾優良茶産地証明マークについて:Tw-tea.ttes.gov.tw/