台湾・外交部 各種呼称統一で「代表」から「大使」に

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 台湾・外交部は9月1日施行の組織改造に合わせた内部制度の変更に伴い、国交のない国に派遣している代表処トップの呼称を「代表」から「大使」に変更した。今後、対外的には「代表」を使用する。
 
 現在、日本を含めた国交を有さない国々には、大使館の代替となる代表処を設置しており、各代表処の代表が事実上の大使となっている。これまで組織内に混在していた各種呼称を統一するため、外交部では今年2月に関連通則を公布。9月から「代表」を「大使」に、「副代表」を「公使」に、またその他の職位も「参事」や「1~3等秘書」などに改め、一部の国で慣例的に使われている「副参事」ポストも新たに設置する。いずれも内部で使用される。