9月3日から11日まで台湾のテレビ局の北海道ロケが行われ、昨年台北市動物園でタンチョウ「BIG」が一般公開された際、「サルルンカムイ~湿原の神~」を披露した日本丹頂鶴代言人真氣(MAKI)がタンチョウの里である釧路にて9月7日、和装姿で撮影に望んだ。
これは、記念日などにアルバムを作ることが多い台湾人に、タンチョウの里釧路での和装結婚式やアルバム作りをPRするもので、先日までその第一弾となる新婚及び結婚予定の4組を台北市動物園が募集していた。タンチョウは台湾で夫婦円満の象徴とされている。
今回花嫁のモデルとなった真氣は、大好きなタンチョウが刺繍された内掛けや白無垢を着て撮影を行ったが、「私自身、タンチョウがきっかけで台湾とのご縁をいただいた。その当初は、まさかタンチョウが台湾へ渡ることになるとは思ってもいなかったが、BIGもKIKAも台湾の皆さんにあたたかく迎い入れていただきとても嬉しい。台湾の皆さんには是非北海道に来ていただき、タンチョウの里で大切な記念の一ページを刻んでいただきたい」とのこと。
また、真氣はタンチョウを通して台湾との交流を広げており、現在は台湾に対する「北海道観光PRキャラクター」にも起用されている。9月28日から行われる台中旅行博、そして10月26日から行われる台北旅行博でも歌のステージを務める予定で、「北海道にはまだまだ知られていない魅力もたくさんある。すでに北海道へ来られた事がある方も多いとは思うが、是非、北海道に来て、その素晴らしさを感じていただきたい」と話した。