埼玉県議会の議員有志は12月19日、台湾との友好と交流を目的とする「日台友好議員連盟」(仮称)を設立した。会長に田中千裕氏、幹事長には鈴木正人氏が就任した。総議員89人のうち、自民28人、民主6人、刷新の会8人の計45人が参加(1月4日現在)した。
埼玉県議会には、外国との友好促進を目的とした議連は日中・日韓議連など5つあるが、台湾についての友好議連はなかった。親台的な議員らの呼びかけで、台湾との友好・交流を深めようと、自民の佐久間実氏、神谷裕之氏、田中千裕氏、刷新の会の鈴木正人氏が発起人となり設立を計画した。
設立当日、埼玉台湾総会の林月理会長も立ち会い、「これからも埼玉県と台湾の友好をさらに深めたいと思います。また、台湾への訪問や国際交流活動などの橋渡し役として一生懸命努め参りたいと思います。」と挨拶した。また、「埼玉台湾総会としては歴史的な出来事となり、誇りを感じている。」と後日語った。
幹事長に就任した鈴木氏は自身のフェイスブックで、「台湾は日本の生命線です。埼玉県と親日派の多い台湾の皆さんとの友好をさらに深めていきたいと思います。私は議連の幹事長として一生懸命実務や雑用に汗を流していきたいと思います」と述べている。