元旦から最低時給が109元に

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~新制度施行で交通面の厳罰化も~
  2013年より多くの新制度が施行された。まず、アルバイトやパートタイマー(以下パート)の最低時給が103元から109元へと6元上昇した。台湾全体では約30万人のアルバイト、パートが対象となる。雇用者側がアルバイトの賃金を上げない場合には2万元~30万元の罰金が課せられるなど、徹底が図られる。
 労働委員会基本給委員会は、すでに今年1月からパートの最低時給103元から109元への値上げと月給の最低賃金1万8780元から1万9047元への値上げを決めていた。これに対し行政院(内閣)は、パートだけに限った時給値上げを固辞。月給は2期連続GDP(経済成長率)の3%上昇や失業率が2ヶ月連続で4%を下回った場合に限り決定することを条件にしていた。このため、月給の最低賃金は据え置きとなり、基本給の制度変更では史上初の時給だけの値上げとなった。
 このほか、元旦より新交通罰則制度が施行された。車やバイクの運転中に携帯電話、カメラ、パソコンを使用すると処罰の対象になる。また飲酒運転の取り締まり基準もこれまで以上に厳しくなる。罰則は車3000元、バイクは1000元の罰金が課される。飲酒運転は呼気検査基準が厳罰化された。