東日本大震災後、台湾から日本に寄せられた義援金が200億円を超える破格なものだったことは、すでに報道されているが、今回、海外から日本赤十字社に寄せられた義援金を、日赤が国・地域別にまとめたところ、2012年末時点で、アメリカと台湾が同じく29億円を超えて1、2位となったことが判明した。
全体では179カ国・地域から計227億円にのぼった。これは、自治体を通じて被災者支援に使われる。
東日本大震災後、台湾の義援金が話題になってから日台関係は一層、緊密なものになりつつあり、3月11日の追悼式には、駐日・代表処の沈斯淳代表が指名献花に加えられるなど、待遇が見直されたばかり。日赤のデータでも台湾の親日度が証明された恰好だ。
最貧国49カ国のうち30カ国からも計約6億円が集まったという。バングラデシュ、アフガニスタン、ブータン、東ティモール、アフリカなど。
ちなみに、
1位 アメリカ 29.9億円
2位 台湾 29.2億円
3位 タイ 20.5億円
4位 オマーン 10.7億円
5位 中国 9.1億円
6位 アルジェリア 8.3億円
7位 イギリス 7.8億円
8位 ベトナム 7.8億円
9位 香港 7.2億円
10位 フランス 6.1億円