宝塚歌劇団が来たる4月6日(土曜日)より、待望の台湾初公演を行う。会場は台北市の国立中正文化センター「国家戯劇院」(ナショナルシアター)で、期間は4月6日~4月14日まで12回公演。公演が行われる国家戯劇院は1500席のキャパシティがあるがすでに完売。日本からも1000人ほどのツアー客が予定されている。また、日華議員懇談会の議員の一部も観劇を予定。
舞台装置などは、船で台湾に運ぶなど、大掛かりなイベントとなっており、台湾からのサポートが欠かせない。ちなみに今回の公演は、「宝塚歌劇団」創設99周年の記念公演となっている。今回出演するのは星組で、男役トップスターの柚木礼音さん、娘役トップの夢咲ねねさん、男役二番手スターの紅ゆずるさんら40名。
公演は日本舞踊をとりいれた『宝塚ジャポニズム ~序破急~』、台湾でよく知られる侠盗「楚留香」を華やかなミュージカルで演出する『怪盗楚留香外伝-花盗人-』、ゴージャスなレビュー『Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』の3本立て。
なお、公演を直前に控え、4月3日午前、関西空港から出発した星組一行は同日午後、交流協会の樽井澄夫・台北事務所代表を表敬訪問した。