東京台湾商工会議所(銭妙玲会頭)は、7月5日~6日にかけて福島県を訪問、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復旧・復興状況の視察及び会津若松市の大熊町役場会津若松出張所での渡辺俊綱町長との懇談に臨んだ。こうした活動を地元メディアである福島民報が報じた。
同紙は6日、東京台湾商工会議所が在日台湾商工会議所のメンバーを引き継ぐ形でこの3月に発足したこと、同会議所が初の視察活動の地としてふくしま台湾友好協会がある同県を選び、福島市の児童養護施設「福島愛育園」を訪問し、原発事故後の子どもたちの安全や除染状況を確認したことやふくしま台湾友好協会会長などとの懇談、福島民報社訪問などを伝えた。
7日には、会津若松市に設けられた大熊町役場出張所にて渡辺町長らから震災後の町の取り組みや除染状況の説明を受けたこと、市内の城北小学校北仮設住宅を訪問し、交流を深めたことなどを伝えた。