留日台湾同郷会が主催するダンスパーティが11月9日、都内で開催され、東京を中心に千葉、埼玉、横浜、山梨などから約200人が集った。これは数年前から台湾人華僑団体同士、及び日本人との親睦・交流を目的に2年ごとに開催されているもので、実行委員長は邱泱棟さん、司会は鐘幸昌・楊元珍さんが務めた。
午前11時30分、冒頭の挨拶に立った蘇成宗留日台湾同郷会会長は、今年、会長に再選されたことに感謝しながら「ダンスパーティは2度目の経験です。毎年開催を希望する声も多く、私としても努力したいと思いますが、今日の盛り上がりにかかっています。今日は仕事から離れて日頃のストレスを大いに発散してぃださい。私もノリまくります」と参加者に呼びかけた。
続いて来賓として西田実仁参議院議員(公明党)が流暢な北京語で挨拶をし、「私は日本人です」と会場を笑わせた。また、台湾の専門家でもある前衆議院委員中津川博郷氏も「この新宿で学生時代に台湾人留学生と知り合い、カミさんとはダンスホールで知り合ったんです」とこの地との縁を披露した。
この後、華僑団体の紹介、全体の記念撮影が行われた。
ダンスパーティの皮切りは、縁起担ぎ福神ダンス(李懋鑌氏)だった。オープニングダンス、女性歌手・麻衣歌謡ショー(但是又如何ほか)、同・劉美娥歌謡ショー(横浜恋物語ほか)、参加者による団体交流ダンス、AAYAさんのベリーダンスショー、台湾原住民舞踊ショー(幸運之村ほか)、斉藤裕歌謡ショー(夜來香ほか)、団体交流ダンス、黄姿○(※)歌謡ショー(岷江夜曲ほか)、団体交流ダンス、再び麻衣歌謡ショー(今さらジローほか)と催しは続き、会場は熱気に包まれた。
午後3時過ぎに抽選大会が開かれ、チャイナエアライン、エバー航空から台湾往復チケットが提供されるなど豪華景品が当った。最後は全員で「愛拼才會贏」を歌った。
閉会の挨拶は邱泱棟実行委員長が行った。
「目的は会員同士の親睦です。今日は遠くから駆けつけていただき、ありがとうございました。また、日本の方にも大勢参加いただき、国際交流も図ることができました。皆さんの協力に感謝します」。
※女偏に意。