SPORTEC実行委員会は12月5日から7日まで東京ビッグサイトにて日本のスポーツ・フィット ・健康産業活性化のための展示会「SPORTEC2013」を開催した。
2011年からスタートした日本最大級のスポーツ専門イベント「SPORTEC」では、スポーツに関わる業界関係者、専門家・愛好家など毎年3万人(併設:ヘルス&スポーツフードEXPO2013)が一堂に会し、スポーツ教育関係者やアスリート、関連施設経営者、スポーツメーカー、自治体関係者、一般来場者を対象に約280社に及ぶ出展企業による新商品・サービスの展示を行った。
台湾からは、雪・氷用スパイクメーカー、バトミントン用品メーカー、フィットネスアクセサリーメーカー、競技用ソックスメーカーなど9社が出展した。
バトミントン用品メーカーTRUMP SPORTSCO.,LTD(台湾彰化縣)は、1988年の設立。自社工場でバトミントンラケット、シャトル、バッグほか様々な製品を生産している。従業員は60名以上。
「製品のほとんどはヨーロッパを中心に輸出しています。特にシャトルに強く品質が良いうえに値段も手ごろな点が強みです。日本の会社とも取引がありますが、長期的にうちの製品を扱ってくれる代理店を探しています」(胡國彬氏)
また、冬の雪道やアイスバーンでの徒歩に有効な滑り止め付スノーシューズや雪道用スパイクなどを作るJiahao Plastics Factory CO.,LTDは、1986年創業。従業員35人、売上900万USドル。製品は輸出がほとんど。日本とは6社と取引があり、シェアは60%に上る。スポーツ用品売り場や靴専門店などで販売している。
「15年前に日本に進出しまして大阪の商談会では高齢者に喜ばれました。よく雪が降らない台湾でなぜこういう商品を作るのかと聞かれますが、常に新しい製品を開発することで売上を伸ばしてきました。製品開発のために日本に来て雪道で実験もしました。今回もより幅広いお客様にアピールしたいと思ってきました」(柯國基氏)
台湾企業ブースは入口近くにあり、大勢の来場者で賑わっていた。