第35回第2次日本中華聯合総会会員大会が開催

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第35回第2次会員大会の会場の様子
第35回第2次会員大会の会場の様子

日本中華聯合総会は、12月21日、都内で第35回第2次会員大会&懇親会を開催した。大会は午後3時開始。委任状を含め74人の出席があり、大会は成立した。司会を鍾幸昌秘書長が務めた。

毛利友次会長
毛利友次会長

開会の挨拶にたった毛利友次会長は、全国各地から参集した僑会会長に出席の御礼を述べながら、「来年の7月初めに第19回アジア華人聯誼会の開催を予定しており、皆様からいろいろなご意見をいただきたいと思います。また、一致団結して日本と台湾の交流を一層、緊密にするために頑張っていきたいと思います」と力強く語った。

台北駐日経済文化代表処陳調和副代表
台北駐日経済文化代表処陳調和副代表

続いて台北駐日経済文化代表処陳調和副代表は、この1年間、日台関係は非常に実のあるものだったとし、「とくに4月に台日漁業協定が締結されました。これは十数年解決できなかったものです。ほかに経済や人的交流もますます盛んでこれはひとえに皆さんと日本の皆さんの努力の賜物です」と感謝の言葉を述べた。

陸超議長(中)
陸超議長(中)

この後、神戸華僑総会陸超会長が議長に選出された。陸議長の進行で、頼浩生事務局長が1年間の事業活動報告(石川県台湾華僑総会設立、2014年僑務委員会春節文化訪問団東京公演)・収支報告を行い、収支については程金笙監査委員長が「問題なし」と報告、満場一致で承認された。

各地区からの1年間の活動報告は、京都華僑総会(八木アイリーン副会長)、大阪中華総会(蔡伸雄副会長)、横浜華僑総会(施梨鵬会長)、埼玉台湾総会(林月理会長)、山梨県台湾総会(黄恵君事務局長)、東京華僑総会(林学明副会長)青森中華総会(江川静英会長)、千葉県中華総会(浜岡禎雄会長)茨城県華僑総会(温勝治会長)、神戸華僑総会(陸超会長)の順に行われ、このなかで、「組長」の呼称問題が提起され、その後の議論に出席者は熱心に聞き入っていた。また、毛利会長より、来年1月26日の東京中華学校の春節祭り、2月2日の大阪中華学校の春節祭りの案内があった。

議題討論の時間では、2014年第19回アジア華人聯誼会の準備状況(会議規模、日程、予算、寄付、執行委員会組織&責任者)について詳細な説明が行われ、質疑応答では以前主催経験がある大阪華僑総会から現予算では足りないかもしれない、といったアドバイスがあった。同聯誼会の余興担当(議事組)より、案(秋田のなまはげなど)が提出され、説明が行われた。

臨時動議として茨城県華僑総会温勝治会長より、台湾から出国して2年経過した後の帰国後の戸籍の扱いをめぐり、台湾入国管理局&区役所の行政手続きへの要望が出され、討議が行われた。また、京都華僑総会(魏禧之副会長)からは台湾人観光客の増加に伴う事件や事故への対応について、代表処等への要望が出され、意見交換が行われた。

台北駐日経済文化代表処沈斯淳代表
台北駐日経済文化代表処沈斯淳代表

懇親会は予定通り6時に開催された。冒頭、毛利会長は、来場者への感謝の言葉とともに、アジア華人聯誼会開催の成功と協力を呼びかけた。続いて台北駐日経済文化代表処沈斯淳代表が登壇、この間の台日関係の経済交流、人的交流がかつてないほど緊密になっていることに触れ「皆様方の日頃の活躍、協力と応援の賜物です」と讃えた。続いて、魚住裕一郎参議院議員が挨拶した。

多額の寄付に対して感謝の贈呈式
多額の寄付に対して感謝の贈呈式
会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子

 

会場の様子
会場の様子

 

会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子

乾杯の発声は神戸華僑総会陸超会長だった。美味な中華料理に舌鼓を打ちながらの和やかな交流が続いた。中津川博郷前衆議院議員や大江康弘前参議院議員も駆けつけた。抽選会は、毛利会長の提案により、第19回アジア華人聯誼会に対し多額の寄付をした方々への贈呈式に変更となり、チャイナエアラインやエバー航空からの往復航空券が5人の寄付者(大阪中華総会洪勝信会長・僑務委員謝美香さん・僑務委員河道台さん・蔡伸雄常任副会長・京都華僑総会張茂勲会長)に贈られたほか、長年の功労等に対して、感謝状も贈られ、会場は大きな拍手でこれに応えていた。

荘海樹台湾同郷協同組合理事長
荘海樹台湾同郷協同組合理事長

閉会の挨拶は荘海樹台湾同郷協同組合理事長だった。

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