正田樹投手が再び「台湾」球界でプレーへ

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正田樹投手
正田樹投手

2009年、2010年に台湾・興農でプレーした正田樹投手(群馬県出身)が、今年、再び台湾でプレーすることになった。正田投手を獲得したのは、台湾プロ野球(中華職棒)で、昨年後期シーズン2位のラミーゴ・モンキーズだ。

正田投手は桐生第一高校時代、夏の甲子園で優勝投手に輝き、1999年のドラフト1位で日本ハムに入団。188cmの長身を活かしての鋭いカーブを武器に2002年にはパリーグの新人王に輝いた。2009年からは台湾・興農でプレー。14勝6敗で最多勝と最多奪三振のタイトルを獲得。2010年も引き続き興農でプレー、11勝5敗の好成績を収めたが、契約延長は無く、そのまま帰国した。

興農時代に台湾テレビ番組「大口吃遍台湾」の取材を受け、台湾生活について問われた正田投手は「台湾は食事が美味しく住み心地がよい。中国語も勉強していますよ」と答え、台湾生活への高い順応を示していた。

帰国後は独立リーグ・新潟アルビレックスBCを経て、2012年にヤクルトスワローズに入団。2013年まで在籍し、2年間の一軍通算は39試合登板1勝1敗4ホールドの成績を残すも、戦力外通告を受けた。年齢32歳の正田投手に動いたのはラミーゴ、台湾での実績は十分で、勝率が高いのも好材料となった。生活にも愛着を示していただけに、林智勝選手や林泓育選手ら強力バッターが揃うラミーゴで正田投手のピッチングがどれだけ発揮されるのか・・・今年の活躍に注目が集まる。

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