西日本台湾学友会「尾牙」、福岡市で開催

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戎処長の話に聞き入る出席者
戎処長の話に聞き入る出席者たち

日本に留学する台湾人学生達の支援、交流促進などにあたっている西日本台湾学友会は、福岡市内のホテルで、旧正月の忘年会にあたる「尾牙」を開催した。参加者は学生を含む九州一円在住の華僑や日本人関係者ら40人。高速船を使って対馬から訪れた参加者や、九州新幹線で鹿児島から来場した出席者に加え、福岡ソフトバンクホークスの李杜軒選手も招かれた。挨拶に立った台北駐福岡経済文化弁事処の戎義俊処長は「東日本大震災の支援に台湾は真っ先に手を挙げた。それは『恩に報いる』という精神に忠実に行動してのことだ。私は『日本人の精神』に対して敬意を抱いているし、台湾は親日の国家である」と日本と台湾の交流の深さについて述べた。

学友会、真剣な表情の出席者たち
学友会、真剣な表情の出席者たち

西日本台湾学友会の海めぐみ会長は「私は日本に来て37年になる。来日している台湾人から『仕事やスケジュールの関係で台湾で年を越すことができない』という声を聞いてきた。そういった思いに答えることはできないかと、旧正月の前に合わせて『尾牙』を開催するに至った。今日は十分に楽しんで、良い新年を迎えて欲しい」と挨拶した。また会では、海会長の任期更新(2年)も決定した。

また抽選会も開催され、福岡台北往復航空券や葡萄酒など豪華な景品も出展。ホークスの李選手からもサインが送られるなど、参加者達は時を忘れて『福岡での旧正月忘年会』を満喫した。

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