戎義俊処長が、将来の台湾ビジネス界を担うエリート達を激励した・・・。ビジネス研修のため福岡を訪れている台湾からの研修生を慰労しようと、台北駐福岡経済文化弁事処」は、福岡市内の百貨店内のレストランで懇親会を開催した。参加したのは研修生をはじめ、弁事処や台湾貿易センター福岡事務所のスタッフら。戎義俊処長は「各研修場所での体験をざっくばらんに聞かせて欲しい。今日は皆さんと食事ができて嬉しい」と喜びを口にした。研修生達は「終業前に『朝の体操』をすることにびっくりした」「朝礼で、創業理念を大声で言う慣習があり驚いた」などと、配属された会社での驚きやエピソードなどを話した。
将来の台湾を背負う「ビジネスエリート」として期待される研修生達は、1月下旬に来福。九州旅客鉄道、ふくや、イオン九州、日本通運福岡支店など、福岡県内の小売、食品、運輸などの企業に配属され、研修先で本格的な職業研修を行っている。異国での連日の研修は約半分の日程を消化し、懇親会は、リラックスした雰囲気で行われた。着物の着付け体験や、いちご狩りや、酒蔵見学なども、余暇のメニューとして実施された。
研修生達は、福岡市内のホテルで開催される「研修成果報告会」でこれまでの成果を一人一人発表。フェアウェルパーティでは在福の関係者らと交流を持ち、帰台の徒に着く。