日本人タレント、台湾での実績が認められ、国境をさらに越えてオファー

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撮影を通じた交流
撮影を通じた交流

台湾で放送されている旅グルメ番組「大口吃遍台湾」で司会を務める日本人タレント阿松氏が、北京テレビからのオファーを受け、番組に出演している。台湾での長期にわたる番組放送と、内容に対する評価を受けてのことだ。中国でも「康熙来了」や「美食大三通」など台湾の番組がインターネットを使って見られており、特に、中国人テレビ制作者は台湾の番組を研究的に視聴する傾向がある。「大口吃遍台湾」は、台湾各地を日本人レポーターが食べて味の感想を伝えるもので、外国人ならではの目線と歯に衣着せぬ表現が好評を集めている。これまで、杭州・浙江テレビや南京・江蘇テレビからもオファーを受けている阿松氏。今回は、北京テレビの「檔案」に出演。阿松氏はこれまで司会者、レポーター的な役割が多かったが、今回は「役者」としての撮影で、2日間に渡る撮影を終えた。北京テレビの呉志勇チーフディレクターは「台湾で活躍する阿松氏を迎えられて非常に光栄だ。『よい番組制作を作ろう』という共通認識がある限り、国境の壁は越えられる。これからも積極的に交流していきたい」と手応えを話した。阿松氏は「招いていただき感謝している。今回の撮影は充実感溢れ、新鮮な体験となった」と撮影を振り返った。阿松氏は今後の番組出演も予定されている。

撮影を終えた阿松氏とテレビ局の撮影スタッフは、カラオケ会場で懇親会を行った。阿松氏は台湾の曲を中心に歌い、テレビスタッフは日本の曲も歌うことで会場は盛り上がった。重慶火鍋をつつく食事会も開かれ、歌や食事を通しても、今後の更なる交流を誓った。

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