「Creative Taiwan 2014-2015 AW」が2014年3月18日、ベルサール渋谷ガーデンにて、経済部国際貿易局のサポートにより、台湾テキスタイル・フェデレーション(紡拓會)の主催で開催された。「Creative Taiwan 2014-2015 AW」とは独自の個性を持つ台湾のデザイナーブランドを東京で発信することが目的のジョイントファッションショーである。ショーと同時に「roomsLINK TOKYO 2014-2015 Autumn & Winter」合同展示会にも参加した。今年は服のブランドの他、シューズやアクセサリーのブランドも参加し台湾ファッションの豊かさを表現した。
今回の出展ブランド数は過去最多の12ブランド。昨年も同展に参加し大好評を受けたウェアブランドのwisdom、AUSTIN.W、Just In Case、fu yue,、MISCHIEF、vivacita。今年初出展ブランドのif&n、Sweet Villians。更にヨーロッパにも進出しているシューズブランドのabcense、WXY、及びブランド立ち上げ後すぐに注目を受けたZOODY。 そして唯一のアクセサリーブランドYungchin CHANGだ。同展は日本人バイヤーや日本メディアにも注目されており、ショー後のデザイナーインタビューは多くの報道陣に囲まれ行われた。
今回初出展ブランドの紹介
【ZOODY】
「ZOODY」は台湾のレディースシューズデザイナーブランド。台湾の靴工芸技法を取り入れ、すべてハンドメイドで作られている。素材は上質な台湾の本革にこだわり、より良い履き心地及び優雅なラインを提案。ZOODYデザイナーの李匯敏さんは「台湾の靴工芸は技術があるにもかかわらず衰退していっている。これから若い人の力で立て直していきたい。」と語り、台湾靴工芸の発展に意欲を表した。
【Yungchin CHANG】
今回出展している12ブランドの中で唯一のアクセサリーブランド。Yungchin CHANGのアクセサリーは多様な素材を複合利用し、遊び心が潜んでいる。装飾性の高い有機的なラインとドラッピング手法によりゴージャスな演出を目指し、着る人に華麗さと驚きのあふれたファッション体験を提案。Yungchin CHANGデザイナーの張永親さんは「Tシャツに合わせても、ドレスに合わせても良いと思う。付けた瞬間に感じる雰囲気の変化を楽しんで欲しい。」と語った。