台湾マンゴースイーツ専門店「MangoChaCha」(マンゴーチャチャ)が4月12日、原宿に日本第1号店を開店した。マンゴーチャチャは台湾で既に何軒か店舗を持つ人気店である。使っているマンゴーは全て台湾産のアップルマンゴー。瞬間冷凍の技術を用いているため季節を問わず甘くて美味しいマンゴーが楽しめる。オープン前、店の外には長蛇の列ができ、日本の消費者の期待度が高いことが見受けられた。日本マンゴーチャチャ社長・宮下美智子さんは日本出店について「原宿は女性が集まる場所である為、スイーツを発信していくには抜群のロケーションだということで原宿を選んだ。様子を見つつだが、今年中にも都内に２店舗程開店出来たらなと思っている。これからも全国的に店舗数を増やしていき、日本中の人に台湾マンゴーの美味しさを伝えたい。また、イベントや海の家への出店も考えている」と述べた。
メニューは台湾とほぼ同じ。マンゴーかき氷がメインメニューで、他にはマンゴーパフェやマンゴーティーなども用意。商品のネーミングも“元カレ”“初恋”“モテキ”とバラエティーにとんでいて、遊び心を感じ取れる。それに加えて日本限定メニューとしてマンゴーマカロンが新登場した。宮下社長によるとマンゴーマカロンは冬にかき氷を食べる習慣の無い日本人が季節関係なしにマンゴーを楽しめるように開発されたという。ちなみに台湾人は１年を通してかき氷を食べる習慣がある。
今回の為に台湾から駆けつけた台湾マンゴーチャチャ社長・張智閔氏は「初日にこんなに沢山の方が来店してくれてとても嬉しく思う。実はマンゴーチャチャは韓国や香港などにも出店している。どこの国でも使用しているマンゴーは100％台湾産のアップルマンゴーで添加物は使っておらず、健康にもいい。国により異なった限定商品も展開している。台湾産マンゴーを食べた人が幸せになれるよう、我々は更に努力していきたい」と語った。
開店の２時間前から並び、記念すべき日本１号店１人目の来店者となった女性は、実際にマンゴーチャチャのマンゴースイーツを食べて「さっぱりしていて食べやすいので、甘い物が苦手な人も食べられると思う。マンゴーの味はしっかりしていて、かき氷はふわふわ。マカロンはしっとりしていて甘くて美味しい」と満面の笑みで話した。
