台北駐福岡経済文化弁事処、台湾観光協会大阪事務所、チャイナエアライン福岡支店では、5月中旬、福岡市内で「台湾教育の現状と修学旅行セミナー」を開催する(協力/一般社団法人台湾修学サポートセンター、後援/福岡県、福岡市、福岡教育連盟)。知る機会の少ない台湾教育の現状を報告し、『台湾への修学旅行』を推薦するのが主目的だ。昨年、日本から台湾への渡航者は142万人、台湾から日本への渡航者は234万人と推移し、台湾への修学旅行は全国的にも増加傾向にある。
セミナーでは毎年、台湾の修学旅行に生徒を送り出している熊本県大津高校の白濱前校長による台湾修学旅行体験談や、台北駐福岡経済文化弁事処による『台湾教育の現状報告』、台湾留学サポートセンターによる『台湾留学や研修等に関する情報紹介』、台湾観光協会大阪事務所による『台湾観光情報と近年の修学旅行の現状説明』、チャイナエアラインによる『機材、スケジュールなどの説明』が予定されている。
対象は、福岡及びその近隣県内の高校、教育関係者、旅行業者など。関係者限定の参加で応募受付は完了しているものの、主催者では「台湾は近隣国の中で最も親日国だ。日本人が過去に残した歴史的遺構も数多く現存し、語学(英語、中国語)習得への学習意欲を向上させる修学旅行にふさわしい目的地だ」と話している。主催する台北駐福岡経済文化弁事処の戎義俊処長は「人的交流の数字を見ても台湾は世界一の親日国家だ。訪日台湾人客は昨年230万人を突破し、日本側から台湾を訪れた人数は143万人。日本の国交がある他の国と比べても人的交流は遜色がない。このセミナーを機に台湾をより深く理解して欲しい」としている。
日時/2014年5月19日(月) 午後2時〜午後4時
場所/博多都ホテル