日本の対台湾窓口機関の交流協会は18日、退任する台北事務所の樽井澄夫代表(大使に相当)の後任に、沼田幹男氏を充てる人事を発表した。7月15日付で代表に就任する。
沼田氏は1950年、茨城県生まれの64歳、拓殖大学商学部卒、チャイナスクール(中国語研修)出身。1974年に外務省入省。2011年、ノンキャリアからキャリア登用によって外務省初の局長に就任。香港総領事館領事、同省領事局長などを歴任。12年10月から今年4月までミャンマー大使を務めた。
また、樽井代表は2012年5月から約2年にわたり台北事務所代表を務めた。代表退任後は東京の交流協会本部で業務執行理事に就任する。