台湾ビジネスエリート候補生、福岡側受け入れ協力企業、募集開始

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日台ビジネス交流の象徴
日台ビジネス交流の象徴

日台ビジネス交流へ向け動きが加速している。台湾貿易センター・国際企業人材育成センターでは、2015年1月下旬にスタートする福岡での実地企業研修の受け入れ企業の募集を開始した。企業研修期間は2015年1月21日(水)〜2月12日(木)で、研修行程は1月13日〜16日が企業訪問など東京での全体研修、1月21日〜2月12日が福岡での個別研修となる。「日本のビジネス習慣」、「仕事の進め方や価値観の把握」、「日本語及び日本文化を学ぶこと」が主な研修目的となる。

福岡での主な内容としては、1月19日に福岡県庁表敬訪問、台北駐福岡経済文化弁事処訪問、マナー研修。1月20日、受け入れ企業との昼食交流会、1月21日〜2月12日、県内企業での実務研修。2月13日、研修成果報告会、フェアウェルパーティとなっており、22名が異なる企業に派遣される。

研修の評価は高い
研修の評価は高い

研修生はTAITRA国際企業人材育成センター(ITI)で、理論・実務の両面から国際貿易、マーケティング、語学等に関する2年間の集中講義を受けた大学卒業者(一部は修士修了者)で、約半数は社会人経験がある。語学能力も高くTOEICは平均で800点以上、ほぼ全員が卒業時までに日本語能力試験1級レベルの日本語能力を有するトライリンガルだ。研修生は日本語組に属し、2年間の日本語プログラムを受講。カリキュラムは日本語1400時間、英語150時間、経済貿易750時間に及ぶ。

ITIの卒業生は台湾ビジネス界で貿易修士課程修了者として重用され、企業研修主催の福岡県商工部では「過去に受け入れてくださった企業からは台湾との交流を深めることにより『企業の国際化』、『社員のグローバル意識』が向上したという声をいただいている。今回も、台湾ビジネス界の時代を担う優秀な青年達に、日本企業での仕事の進め方を学ぶ機会を提供いただけたら」とコメントしている。

昨年の訪日団
昨年の訪問団

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