中華民國103年国慶節を祝うべく、千葉県中華総会(浜岡禎雄会長)は10月14日、千葉県のホテルグリーンタワー幕張にて「中華民國103年國慶双十節祝賀会」を開催した。
同会には台北駐日経済文化代表処の王東生僑務部長及び日本中華聯合総会の毛利友次会長、衆議院の富田茂之議員、衆議院の田嶋要議員、千葉県議会のうすい正一議員、日本武道館の臼井日出男理事長、その他多くの来賓が参加。開会前には会場全体で、日台双方で起こった事故や自然災害の被害者らに向け黙祷が捧げられた。
浜岡会長は「今年、台湾は高雄の爆発事故、日本は御嶽山の噴火や台風の大雨被害など、様々なことが起こった。その際にいつも目にするのは救助隊の皆様の姿でした。それを見て、私の頭の中には“信・願・行”の3文字が浮かんだ。信じて、希望・願望を持って、行動する。これを教訓にこれからも千葉県中華総会はお互いに助け合う精神を胸に日台友好の発展に勤めて行きたい」と語った。
田嶋議員は「地震などの自然災害はなかなか無くなることはないが、このような災害時の台湾の方々からの一つ一つの支援、そして気配りに改めて感謝申し上げたい。台湾から日本へは大勢の観光客の方にお越し頂いているが、日本からももっと台湾に行かなければならないと思う。また、千葉県の中小企業の方々にも是非とも台湾進出して欲しい。台湾は日本語が話せる人も多く親日家、料理も美味しい、温泉もある。良いこと尽くめだ。皆でもっと台湾に足を運びましょう。私も近い将来、家族で旅行しに行きたいと思う」と述べ、会場に訪台を呼びかけた。
なお同会では浜岡会長のお孫さんが所属する千葉県犢橋高等学校吹奏楽部による演奏や、日台双方の国家斉唱、日台間で活躍する女性歌手の寒雲さんによるミュージックショー、日台往復航空券が当たる福引などが催され、國慶節に相応しい賑やかな会となった。