「バイクでつなぐ日台友好」をスローガンに、このほど鈴鹿8耐観戦プロジェクトを立ち上げた辻真樹さん。台湾人に参加を呼びかけ7月25日、「2015FIM世界耐久シリーズ第2戦鈴鹿8時間耐久ロードレース第38回大会」のイベント「バイクであいたいパレード」に台湾人ライダー三人を参加させた。国際レーシングコースを走行する規模としては国内最大級のパレードとして知られる鈴鹿サーキットのパレードに台湾国旗をマシンに装着して堂々パレードした。
バイクであいたいパレードは、8耐プレイベントとしてサーキットから約10キロの距離にある鈴鹿ショッピングモール内の施設からバイク約600台がサーキットを目指して一斉にパレードするもの。「沿道からは子供やご年配など様々な方々からの声援は本当に感動した」(辻さん)と、初企画の同プロジェクトに手ごたえを感じていた。またモール内には台湾ブースの出展やキャラクターの「タイワンダー」も参加してイベントを後押し。国際交流に華を添えていた。パレードは同日の午後に出発し一般道を走行してレーシングコースの南コース側からからそのまま国際サーキットロードに侵入して走行した。約600台がコースを約半周するパレードは圧巻の一言。バイクで体感できるイベントは感動を享受できるものとして、今後も参加者数増に期待ができるとみられる。
レース翌日の27日には鈴鹿市を表敬訪問し、台湾人参加者三人と辻さん、そしてイベント日本事務局の麻生明子さんが8耐の大会名誉総裁の末松則子鈴鹿市長と面会し、活動報告などを行うなど歓談した。「初の試みで参加者数は限られてしまいました。具体的な活動開始時期も告知期間も一か月足らずで課題は残りましたが、まずは実際に活動した実績はできました。今後も、幅広い団体や人々に告知して規模を拡大したい」(辻さん)。活動実績を踏まえて関係者に働きかけを積極化させる構えだ。
問い合わせ=日本事務局https://www.facebook.com/8577998509612[担当=麻生明子さん]