台湾茶レッスンを通じて台湾を伝える

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小田原城山の慈眼寺に併設された、住職の営む「カフェ空」で10月16日と17日の2日間、呉真儀さんによる「はじめての台湾茶レッスン」が行われた。

和テイストで至る所にこだわりが感じられる「カフェ空」
和テイストで至る所にこだわりが感じられる「カフェ空」

同レッスンでは呉先生が6人の生徒と円卓を囲み、台湾茶の淹れ方や飲み方、楽しみ方をレクチャー。

お茶のセットは全て呉先生の私物
お茶のセットは全て呉先生の私物

台湾茶レッスンを通して台湾の話しで盛り上がり、台湾文化や風土への理解を深める機会となっていた。生徒は台湾に興味を持つ小田原近郊在住の30代〜40代の女性が主だった。

台湾茶レッスンは台湾らしい円卓で
台湾茶レッスンは台湾らしい円卓で

17日のレッスンで使用した茶葉は、文山包種茶の熟茶、高山金萱茶、台湾龍井の緑茶、日月潭の台湾紅茶のほか、東宝美人茶と菊の花、ローズをブレンドした菊花茶、台湾でも人気で購入困難な金魚型のティーバッグに入った東宝美人茶、手作りタピオカミルクティー、また、ウェルカムドリンクとしてジャスミンティーに炭酸水を足したスパークリングジャスミンティーなど、呉先生が精選した様々な種類の台湾茶が並んだ。

 

ウェルカムドリンクのスパークリングジャスミンティー
ウェルカムドリンクのスパークリングジャスミンティー
人気で購入困難な金魚型ティーバッグの台湾茶
人気で購入困難な金魚型ティーバッグの台湾茶

さらに、お茶に合わせて台湾のドライライチ、龍眼、梅子、市販されていない手作りのパイナップルケーキなどのお菓子も振る舞われた。

呉先生が台湾の知り合いに頼んで作ってもらったという絶品パイナップルケーキ
呉先生が台湾の知り合いに頼んで作ってもらったという絶品パイナップルケーキ

呉先生は台湾茶の味だけでなく、香りの違い、付け合わせのお菓子との相性なども紹介していた。

台湾茶についてレクチャーする呉先生
台湾茶についてレクチャーする呉先生

参加した生徒からは「日本茶との違いが面白かった」「小田原にいつつ、異国文化に触れることが出来て素敵な時間だった」「わざわざ有給を使って来た」「カフェ空の素敵な空間で台湾茶が楽しめて良かった」などの感想があった。

台湾茶の香りも楽しむ生徒さん
台湾茶の香りも楽しむ生徒さん

日本に10年以上住んでいる呉先生は、台湾の良さ、台湾の文化などを日本人に伝えるために約2年前より台湾茶レッスンを自宅などで開催してきた。「以前、まだまだ台湾に対する日本人の知識があまりなかったとき、自分の国のことを伝えたくて、その手段として考えついたのが台湾茶でした」と話す呉先生は、台湾茶の先生になるために一年間、定期的に台湾に帰り毎日のように一対一で台湾茶の個人レッスンを受け勉強したそうだ。呉先生は今後について「台湾茶レッスンをきっかけに台湾に興味を持って欲しい。また、台湾茶レッスンに関わらず、機会を見つけて台湾の良さ、文化を発信し続けたい」と笑顔で話した。

台湾茶を通して台湾の良さや文化を伝えたいという呉先生
台湾茶を通して台湾の良さや文化を伝えたいという呉先生

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