埼玉県草加高校で台湾の大学進学セミナー開催

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台湾留学サポートセンター(センター長:安蒜順子)は12月12日、埼玉県立草加高等学校(校長:木田一彦)で、「台湾の大学進学セミナー」を開催した。同校での開催はこれが初めて。安蒜センター長が講師を務め、参加した近隣の高校生や同校生徒、PTA保護者、教員ら18人が台湾の大学進学についての理解を深めた。

台湾の大学進学について説明する台湾留学サポートセンターの安蒜順子センター長
台湾の大学進学について説明する台湾留学サポートセンターの安蒜順子センター長

安蒜センター長は、現在の日本の経済状況や将来的に仕事がなくなると予測される職種など話したうえで、「これからの時代、アジアが益々発展して成長する。中国語を話す人口が世界中に約19億人現存しており、中国語のマスターは大切である」と説明した。生徒からは「将来の進路選択の一つとして参考にしたい」との意見があった。
また、司会を担当し、会場を提供した同校の木田校長は、「これからの世界は、やはりアジアの時代。中国から欧州へ陸路と海路の新しいシルクロードを中国がその道筋を描いている。今後、ますます中国語が話される。中国語をマスターする意義は大きい。したがって、台湾の繁体字を学ぶこと、台湾での大学で学ぶことは、将来人生を広くする意味でも極めて重要である。言葉の壁はあるが、これをクリアできれば素晴らしいことがあるだろう。是非その壁を乗り越え、大きく成長してほしい」と述べたほか、参加者のPTA保護者も、「仕事上、中国語を話す人と一緒に仕事を行っている。いまの若者も中国語を話す事になれば、もっと多くの方と交流ができるし、何より仕事もできるようになる」と若い世代の日台交流に期待していた。同校は今後、毎年1回の頻度でセミナーを実施する考えで、目下、センターと話を詰めているという。

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