1949年、中国大陸での内線に破れ台湾に渡った元国民党兵士たちが現在生活を営む「栄民の家」にカメラを向けたドキュメンタリー映画「老兵挽歌」が2016年1月9日より渋谷のユーロスペースで公開される。料金は一般が1800円、大学・専門学校生が1400円、シニア・会員が1200円、高校生が800円、中学生以下が500円。初日の9日と翌10日には同映画の監督、林雅行監督が登壇し、舞台挨拶を行う。同映画はもともと2011年の公開が予定されていたが、尖閣列島の領有権問題などが起因して公開が見送られていた。今後、台湾の未来を語る上で知っておくべき老兵達の人生、そして想いに迫った同映画。知られざる台湾の埋もれゆく歴史を掘り起こすドキュメンタリーである。
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