台湾から福島県二本松市へのインバウンド客増加のための取り組みを開始

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台湾からのインバウンド客を増やすために様々な取り組みを計画している福島県二本松市では1月29日、2月12日、16日の3回、福島県二本松市の市役所で「台湾をたくさん知ろう講習会」を開催した。

福島県二本松市で「台湾をたくさん知ろう講習会」が開催された
福島県二本松市で「台湾をたくさん知ろう講習会」が開催された

講師は元公益財団法人交流協会台北事務所文化室の文化担当官で、現在豊島池袋行政書士事務所の特定行政書士である呉宗俊氏が務め、3時間かけて「台湾とはどういう場所なのか」、「311東日本大震災での台湾から福島県への支援について」、「日本と台湾の文化の違い」、「台湾の方を迎え入れる際に使う中国語」などを話し、多くの二本松市民の台湾に対する理解を深めた。

講師の呉宗俊氏
講師の呉宗俊氏

講習会を終えた呉さんは「正直、どれだけの人が集まるのか不安だった実際には3回で300人以上の方がいらっしゃった。東日本大震災の台湾からの義援金の事もあるだろうし、それだけ二本松市民が台湾に興味があるのだと思う。今回は台湾から福島県二本松市への観光促進のための開催だったが、講習会では台湾の方々が二本松市に来た際に、自分の友人のように迎え入れて欲しいと思いでやらせて頂いた。一方で逆に、台湾に旅行へ行ってみたくなったという声もあった。この機会に双方間で交流が促進される事を強く願っている」と述べた。

毎回100人近くが参加した
毎回100人近くが参加した

同市は台湾人観光客増加に期待を寄せており、今後の具体的な取り組みとして、台湾男性アイドルグループ「Spexial」をゲストレポーターとして起用した旅行バラエティ番組での福島観光PR、「Spexial」のSNSでの収録映像配信、ファンミーティング、台湾セブンイレブン5020店舗でのPR活動などを行っていく予定だ。

また、独自の受け入れ体制としては、外国人観光客の増加を見越し、市内定額タクシーサービス提供、市外周遊ルート定額タクシーサービス提供、ヤマト運輸の輸送ネットワークを活用した手荷物のお預かりや宿泊先、空港などへの配送サービスを提供し、手ぶらで観光やショッピングを楽しめるおもてなしサービスの提供などの実施を駆使し、おもてなしの心を表していく。(2016/2/23)

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