自伝的小説「那些年,我們一起追的女孩(邦題:あの頃、君を追いかけた)」にて原作・脚本・監督を努め、初の長編監督作品にも関わらず、アジア中に旋風を巻き起こした九把刀(ジョウバーダオ)氏と日本テレビグループのフォアキャスト・コミュニケーションズ(代表取締役社長:吾妻光良、以下フォアキャスト)はこのほど、日本での独占的著作権エージェント契約を締結した。
日本テレビグループでは、中長期的な事業戦略一つとしてアジア展開を掲げており、その一環として、フォアキャストは中華圏のアーティストの発掘に取り組んでいた。そして今回、九把刀氏と独占的著作権エージェント契約を結び、日本での展開を試みる事となった。
恋愛小説、武侠小説、伝奇小説、ホラー小説、ミステリーと、作品によってまるで別人のようにも感じさせる多種多様な作風を持つ九把刀氏は、現在までに70以上の作品を発表しており、中華圏ではすでに映画化やドラマ化などの実績も多数ある。しかし、それら全て日本では未翻訳となっている。
小説や映画の中にも日本の文化が取り入れられるほどの親日家である九把刀氏。日本での小説翻訳出版だけでなく、漫画化、映像化などのコンテンツ展開も期待される。