2015年に台湾で年間興行収入第1位を記録した青春ラブ・ストーリー、映画「私の少女時代 OUR TIMES」が11月26日よりロードショーを開始した。来日中の同作主人公・林真心役のビビアン・ソン(宋芸樺)は同日、新宿武蔵野館で行われた初日の舞台挨拶に出席し、日本のファンらに笑顔で同作をPRした。
同作は、ドラマ「ハートに命中100%」などを手がけてきた女性プロデューサー、フランキー・チェンの初監督作。また、香港のスーパースター、アンディ・ラウがエグゼクティブ・プロデューサーと特別出演を務めた事でも話題となった。社会人になったヒロインが高校時代を振り返り、若かりし日の自分と苦い初恋の思い出を追憶する甘酸っぱくもキュンとする純愛物語。
当日、ビビアンは映画から飛び出したかのような清純派な制服を身にまとい舞台に登壇。会場から「ビビアン」と名前を呼ばれると笑顔で手を振り、「皆さんこんにちは。私はビビアン・ソンです。よろしくお願いします」と流ちょうな日本語で挨拶してみせた。
また、トーク中にはアンディ・ラウのファンであった事も明かし、「アンディ・ラウさんに会う事は私の夢だったんです。この映画に出演し、夢が叶いました!」とコメント。またフランキー・チェン監督については、「監督は既にお母さんですが、永遠の乙女心を持っているので、このような青春映画を取れたのだと思う。林真心を演じる時にも監督から学ぶ事が多かったです」と話した。
さらに司会者から、「個人的に、映画に出てくる“ワルだけど良い人”か“学園一の王子様で優等生”だったらどちらが好みですか?」と聞かれると、「2人ともとても最高な男性です。見た目とか中身とかより、2人で一緒に過ごしたときの相性が一番大事だと思う」と自身の恋愛感も語った。
なお、舞台挨拶には同作のPR大使を務める元ビール売り子で現タレントのほのかが花束プレゼンターとして登場し、ビビアンを「日本へようこそ」と歓迎した。
さらに、台湾で大ヒットした主題歌「小幸運」を日本語でカバーした歌手のMay’nが生歌を披露した。May’nは緊張のあまり途中で歌を中断するも、「もう1回歌っていいですか?緊張しちゃって。でも、この曲はちゃんと日本語で皆さんに伝えたいです」と話し、サビから歌いなおす場面もあった。
さらに舞台挨拶の終盤では、日本語版の吹き替えメンバーが発表された。林真心役を豊崎愛生さん、徐太宇役を杉田智和さん、陶敏敏役を水樹奈々さん、欧陽非凡役を浪川大輔さんが務める。