在日台湾不動産協会(錢妙玲理事長)は12月16日、日台不動産業の関係強化を図るため、協会員一行を引き連れ、台湾の不動産関係者らとの交流のため訪台した。訪台初日は、台北市内のレストランで開かれた台湾CCIM社團法人台湾不動産投資協会の理事長交換就任式典に出席し、世界各国のCCIM理事長及び台湾投資家らと交流を図った。
翌17日には古華ホテルで桃園市及び台北市と現地理事との懇談会を行い、その後、台湾の最大規模を誇る不動産協会「全聯會」を公式訪問した。さらに、台湾の新たな建築物の建設も内覧して台中市の近年における不動産の変化に理解を深めるなど、台湾不動産業界のマーケット視察も精力的に行った。
また同日夜に全聯会林会長の自宅で関係者らによる晩餐会も開かれ、台湾全土から出席した約40人の代表理事らと交流を深めた。全聯会の林会長は「今まで日本に投資をしたくても言葉の壁がありましたが、今回、在日台湾不動産協会と交流をして、言語の問題はきっと解消されると確信した」と話し、さらなる日台不動産交流に期待した。
錢理事長は「この訪問で台湾の業界にとても重宝され感激した。今後も台日不動産に役に立つために尽力したい」と話した。(2016/12/23)