交流協会が名称変更、“日本台湾”を明記

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日本の対台湾窓口機関の交流協会は1月1日より、名称を「日本台湾交流協会」に改名した。同3日には、台湾の同会台北事務所で新名称看板の除幕式が開かれ、同会台北事務所の沼田幹夫代表は、「史上最良ともいわれる日台関係を背景に、設立45年の節目を新たな名称で迎えられることは望外の喜び。さらなる日台交流の強化と拡大に向けて一層の努力をしたい」と述べた。

また、同式に参加した台湾の対日窓口機関・亜東関係協会の邱義仁会長は、「日台関係は一滴ずつ苦労して積み重ねたものだ。今回の名称変更は、単なる改名を超えた深い意義がある」と述べた。

沼田代表によると、昨年初に台湾で行った日台関係に関する世論調査の際、交流協会の認知度では、「知っている」「意味が分かる」と答えた市民は回答者のわずか14%にとどまり、この結果を受けて同会は名称変更の検討を開始したという。

同式には、他に台湾外交部の李澄然常務次長や日台関係者らが出席し、改名を祝した。

(2017/01/06)