台湾全土で20店舗を超え、アジア・北米などグローバルに展開する話題のティースタンド「THE ALLEY XIEJIAOXIANG(斜角巷)」が7月11日より新宿のカフェ&フードホール・イベントスペース「サナギ 新宿」内フードトラックにオープンする。
同店は、“It’s time for Tea(お茶に恋をする、美しい生活)”をコンセプトとしており、同店を運営している有樂創意設計(邱茂庭社長)がポトマック(金指光司社長)とパートナーシップを結んだ事により日本上陸が叶った。
カナダを皮切りに現在7ヵ国にグローバル展開している同店だが、フードトラックを使用しての販売は今回が初めてだという。邱社長によると、国によって文化が異なるため、その国や地域の市場に沿って、路面店での販売や、コーヒーショップ型にしたりと、市場調査を行いながらお店のコンセプトを決めているとし、日本では食べ飲み歩き文化がまだあまりないが、表参道でだんだんと認知されてきている事から、“フードトラック”を試みたとの事。移動型トラックなため、他エリアへの出張販売も可能だそうだ。
邱社長は「フードトラックを通し、日本消費者の“ドリンク”に対する美学を伝えると共に、今後は路面店やコーヒーショップのような席に座れるお店などを開拓していきたい」と日本での展開に意欲を示したほか、ドリンクの甘さに関して、さまざまな試行錯誤を行ったため、日本消費者に適した甘さを提供できるという。
なお、来月8月には香港と上海にも同店が上陸する事が決定している。
フォトジェニックなドリンクを味わう
販売される商品は、数あるティードリンクの中から人気メニューを厳選したもの。フォトジェニックなオーロラドリンクシリーズは、台湾で人気の蝶豆花茶(チョウマメ)に、葡萄や林檎の味わいをプラスした「オーロラ」、緑茶と蝶豆花茶にマンゴーを加えた「日の出」の二種類の販売を行う。また、同店目玉商品であるタピオカ、ナタデココ、ゼリーの3つの触感が楽しめるアッサム茶ベースの「THE ALLEY三食感ミルクティー」や、盆栽をモチーフにアッサムミルクティーにチョコチップをトッピングした「盆栽タピオカミルクティー」など4種の茶葉をこだわりとした香るミルクティーシリーズ。茶葉やタピオカ粉など、ほとんどの材料を台湾から輸出し、台湾テイストを醸し出していると同時に、それぞれの商品にある1つ1つのストーリーを伝えたいとしている。
なお、同店は同4日と5日のプレオープンで販売を行うほか、7日から9日まで行われる「日本台湾祭り2017」でもフードトラックで出張販売を行う予定だ。日本台湾祭りでは、「THE ALLEY 三食感ミルクティー」、「ロイヤル№9ミルクティー」、「THE ALLEYアッサムタピオカミルクティー」が販売され、タピオカの有無を選択できるとの事。
(2017/7/4)