台中市政府觀光旅遊局(陳盛山局長)は台中市のホテル業、飲食業及び文化機関関係者ら約50人らを率いて来日し、3月31日と4月1日の2日間、名古屋中部国際空港にて「花現台中 台湾・台中観光フェア」と名付けた台中PRイベントを開催した。
同イベントでは、今年11月3日に開幕する2018台中フローラ世界博覧会への誘致を行なったほか、台湾名物のタピオカミルクティーやパイナップルケーキなどの台湾グルメ試食、工芸品のDIY体験も催し、台中の魅力を伝えた。また、日本のフリーアナウンサー・高橋真麻さんもゲストで登壇し、台中の旅行経験などをシェアした。
陳局長は、一年前、台中国際空港と中部国際空港が友好空港提携を締結し、アジア初の姉妹空港となった事で、両空港間には同日から定期チャーター便が就航している事を伝えたうえで、「日本中部の旅客らにとって同定期チャーター便はとても便利だ。台中市政府は、同定期チャーター便を利用し、台中フローラ世界博覧会へ訪れて頂く事を積極的に促進している」と述べた。
初日の開幕式には、日本中部国際空港の友添雅直社長、台中国際空港の張瑞澍主任、チャイナエアライン名古屋支店の劉世華支店長らが出席。陳局長は、台中市の林佳龍市長からの電報を披露し、愛知県の大村秀章知事に対し台中フローラ世界博覧会の開幕式へ出席を希望する旨が伝えられた。
なお、 同局は日本名古屋テレビと日本旅行業者と合作し、台湾の観光宣伝ビデオを撮影中である事も伝え、「日本の観光客が花博の期間、台湾の7県市を周れる旅行スケジュールを企画しており、同期間に台中を訪れる海外旅行客数が300万人を突破する事を期待している」とした。