埼玉台湾総会、周東医師らの講演会を開催

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講演会の様子

 

埼玉台湾総会(紀秋美会長)は4月1日、ベルサール神保町で講演会「健康生活・細胞レベルの新知識」を開催。講師は同会名誉会長であり台湾人医師の周東寛氏と、日本人医師の辻直樹氏が務め、それぞれ健康に必要不可欠とされる「水素」に関する内容などで講演し、来場者らへパワーポイントと資料を用いて伝えた。

講師の周東寛氏

紀会長は、「日本で活躍する医師の中に周東先生のような立派な医師の方がいらっしゃる事を日本の方々に知って頂きたく、周東先生と同会で企画した。内容もとても参考になるものなので、皆さんの為になればと思っている」としたほか、今後も同会は様々なイベントを企画し、活動を広げていきたいという意欲を語った。

当日、会場には、台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表のほか、日本中華連合総会の新垣旬子総会長及び毛利友次前総会長、日本国際客家文化協会の岡村央棟会長、東京台灣商会の陳慶仰会長ら、華僑各界のトップらも駆けつけた。謝代表は、オリジナルに編み出したという「流体太極」も披露した。

来賓ら

また、同会の来場者には、周東氏が謝代表と連名で執筆した新刊「健康の神髄」がプレゼントされた。同書は4月12日に発売を予定している。

新刊「健康の神髄」がプレゼントされた

 

周東氏、予防医療を伝える

同講演会で周東氏は、いかに病気にならずに、予防をしていく事が大切であるかに言及。今回のテーマである水素については、「水素は水素でも、重水素は身体に良くない」とし、健康の為には「重水素減少水」をとる事を進めた。重水素は水素よりも質量が多く、微量でも人体に多大な悪影響を及ぼす性質があるという。「重水素減少水」とは、人工的に重水素を低減した水の事。これを飲用し、体内の重水素濃度を低下させると、がん細胞増加の抑制や、腫瘍の縮小、延命効果などがあるという。

また、最大の健康へのカギは、体の細胞の中でエネルギーを作る「ミトコンドリア」を増やす事であるとし、ミトコンドリアを増やすには、有酸素運動、背筋を伸ばす、空腹を感じるなどの方法がある事を伝えた。