長谷川ホテル&リゾート(阿部夏樹社長、本社所在地:東京都豊島区)が運営するカプセル型のキャビンホテルと通常のホテルを融合させたホテル「ワイズキャビン&ホテル那覇国際通り」がこのほど5月25日にオープンし、5月17日に同ホテル内でオープン式が行われた。昨年より業務提携など縁のある航空会社・タイガーエアの黃世惠商務長、インターン制度提携大学・台北城市科技大學の鄭博元副社長及び台南長栄大学の李泳龍校長らが台湾より来賓として出席し、式典を祝した。
長谷川ホテル&リゾートは、三年前より同社顧問の錢妙玲(臺灣新聞社社主、前東京台商会会長)協力の下、台湾大学生のインターン制度を導入するなど、台湾との関わりが深い。現在では約50人の学生が同社運営のホテルでインターンとして従事している。
同ホテルは地上7階建て。カプセル形式のキャビンの部屋172室と和室が11室、洋室5室の全188室を持つなど最大213人収容可能だ。キャビン形式の部屋は木目や落ち着いた雰囲気の内装が施され、従来のカプセルホテルのイメージを一新し、清潔感、安心感を提供している。また、24時間利用できる大浴場も完備。阿部社長は「沖縄はアジアのインバウンドの拠点。観光客のニーズに合った新たなホテルとして貢献したい」と意気込みを示した。