台湾を代表する音楽賞である「第29回ゴールデン・メロディ・アワード(金曲奨)」のノミネートリストが5月16日に発表され、昨年5年ぶりにマネジメント事業を再開したエイベックス台湾より第一弾のC-POPアーティストとしてデビューした台湾原住民「タイヤル族」出身の歌手、アムイ(中国語名:呂薔 Amuyi エイベックス所属)が金曲奨女性歌手部門に入選した。
中華圏のスーパースターのアーメイ(張恵妹)、ジュリア・パン(彭佳慧)、ララ・スー(徐佳莹)らと並び、“今年最も輝いた5人の女性歌手”のうちの一人として選ばれ、新人としては異例の入選となった。台湾メディアによると、審査委員長の陳子鴻氏はアムイの歌唱力を絶賛し、「アムイの得票数はとても高く、みんなが彼女の歌を『声がとても特別だ』と気に入っていた」と高く評価していたという。最優秀女性歌手賞は、同5人の中から6月23日に選ばれる。
ワンマンツアーも決定!
また、6月6日にはアムイ初となる、中国5都市ワンマンツアー「2018 你好.路人甲」の実施も決定している。現在アジアに力を入れているエイベックスのプッシュアーティストとして中華圏のみならずアジア全域で活動の幅を広げていく予定だ。
―アムイ(中国語名:呂薔 Amuyi エイベックス所属)―
1994年生まれ、23歳。台灣の原住民「タイヤル族」出身の歌手。昨年大学を卒業し、原住民のコンテストで3位を勝ち取る。2012年17歳の時にインディーズでアルバム「We Don’t Talk」でデビュー、そのアルバムが2013年に「金曲獎最佳新人獎」に選曲された。家家、艾怡良、葛仲珊、白安、桑布伊、歐開合唱団等の現在活躍しているC-POP歌手たちと金曲獎(24回目台湾版グラミー賞)の最優秀新人賞を競った。当時アムイはまだ大学生で、昨年大学卒業と同時にエイベックス台湾に所属。歌手としての活動を本格始動した。
(写真提供:エイベックス台湾)