台湾観光局・台湾観光協会東京事務所(鄭憶萍所長)は4月18日、台湾花蓮沿岸を震源とする台湾時間13時01分に発生したマグニチュード6、1深さ18.8キロの地震に対する声明を発表した。「日本の皆様に」と題する声明は、「台湾花蓮県政府の発表によると花蓮駅や空港で、一部施設の破損が発生しましたが、それ以外の大きな災害は出ておらず、日本人観光客の被害報告も無く、現在正常と発表されております」との内容。ライフラインに関しては、下記を参照してくださいとの表記だった。
- 台湾鉄道➡線路、施設の検査結果、安全を確認後、台湾時間17時現在全線正常運行
- 台湾高速鉄道➡線路、施設の検査結果、安全を確認後、全線正常運行
- 台北MRT➡線路、施設の検査結果、安全を確認後、全線正常運行
- 花蓮エリア道路交通網➡一部道路への落石撤去作業を完了し、正常通行を再開。但し台8号線及び8臨37線は、地震後の地盤がまだ不安定なことから落石の恐れがあるとし、18日は車の進入を禁止、19日午前中に巡回後安全を確認した後、通行を再開するか判断される模様。
そして、「日本ツアー客の安否に関しては、各オペレーターより観光局へ報告がなされており、今現在けが人又は日程への影響報告はありません」と発表した。
さらに「ご心配を頂いている皆様には、取り急ぎ台北市をはじめ、台湾全土の電気水道等のライフラインも正常供給がなされていることをまずご報告申し上げます」とした。