球春到来の4月6日、福岡ソフトバンク・ホークス対千葉ロッテ・マリーンズ戦のナイトゲームで台湾の陳忠正福岡総領事が始球式のマウンドに立った。35,000人の観客が見守る中、ワンバウンドながら球は甲斐拓也捕手のミットに吸い込まれ、球場はやんやの拍手に包まれた。
陳総領事がヤフオクドームのマウンドに立つのは3月6日の西武ライオンズとのオープン戦に次いで2度目。大観衆に臆することなく、台湾関係者からの「加油!」の掛け声を背に見事その責任を果たした。
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試合は9回まで3対3で均衡していたが、延長に入った11回にマリーンズが猛攻を見せ、開幕から続いたホークスの連勝は5で止まった。
陳総領事には、スタンドに陣取った台湾留学生、福岡在住の華僑、日台交流関係者からねぎらいの言葉がかかり、あちこちの席を回って懇談する忙しい時間となった。