台湾衛生福利部は3月17日、台湾から日本への渡航に対する参考情報として、現行の三段階の中で最も高い「第3級(警告)」に引き上げた。新型コロナウイルス感染拡大の防止策として実施した。さらに、台湾からの不必要な渡航の中止を呼びかける。また、同19日午前零時以降、日本を含む第3級指定国からの台湾へのビザ免除を停止する。
台湾が第3級への引き上げた国は、アジアや東欧など19カ国・地域と米国の三つの州で、日本と同時に実施する。台湾到着後、14日間の外出禁止を義務付ける。違反者には最高100万台湾元(日本円=約350万円)の罰金を科す。
「居家検疫(=在宅検疫、Home Quarantine)」の概要は以下のとおり。
①公共の場所への出入りすること公共交通機関を利用することを禁じる。
②自主的に体温と健康状況を記録する。
③発熱、呼吸器官の症状、あるいは身体の不調を感じた場合は、最寄りの保健所に連絡してから、指定された医療機関を受診する。