台湾WHO参加「一貫して支持」と初明記~外交青書

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2020年版外交青書発表しました(外務省ホームページから)

茂木敏充外務相は5月19日の持ち回り閣議で「2020年版外交青書」を報告し、世界保健機関(WHO)総会への台湾のオブザーバー参加を「一貫して支持してきている」と明記した。台湾が参加できなくなった2017年以降、参加支持を盛り込んだのは初めて。

 また、新型コロナウイルス(COVID-19)については「中国で発生した」と触れた上で、「経済、社会、外交など様々な面で世界に大きな影響を及ぼしている」と指摘した。

 なお、今回の外交青書のなかで、昨年の1頁半程度だった台湾に関する記述をさらに1頁分増やした。「日台双方の市民感情は総じて良好」と評価した上で、「相互の人的往来も密接」とも指摘した。